【FX】初心者こそスキャルピングをオススメします【最初から勝つとか諦めましょう】

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こんにちは、あゆむです。

 

よく初心者の方にはスイングかデイトレがオススメ、と言われていますよね。

スキャルピングは難易度が高く、ノイズも多いという理由からです。

スイング、デイトレスキャルピングの意味が分からない方はこちらの記事をどうぞ。

fx-memorandum.hatenablog.com

 

 

しかし、これではまるで「初心者でもスイングかデイトレなら勝てる確率が上がるってこと?」というようにも受け取れるのではないでしょうか。

これは誤解です。なんなら負ける前提で取り組んでもいいくらいで、僕はむしろスキャルピングをオススメする派です。

今回はその辺の話をします。

難易度は関係なくどれを選んでもほとんどの人が最初は勝てない、という前提のもと読んでいただければと思います。

 

 

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目次

 

 

 

デイトレ、スイングにするメリット

 

僕がオススメするのはスキャルピングですが、まずはそれ以外を選んだ場合のメリットをお伝えします。

 

一つ目は「エントリーポイントがシビアすぎない=しっかり考える時間がある」ことです。

見落としている抵抗はないか?逆方向に進むことを示唆するシグナルは点灯していないか?長期レンジの高値圏、安値圏ではないか?などなど、エントリー前にこういったことをじっくり考えることができます。

 

これによりエントリー前の見落としが減ることが期待でき、結果的にトレードの精度を高めることができます。

 

 二つ目は「スプレッドが広がることによる被害がスキャルピングに比べて小さい」です。

スキャルピングの場合ストップ幅もかなり狭くなる傾向があります。

そんな中で急にスプレッドが広がったらかなりキツいですよね。広がったことが原因で損切りする羽目になることも多々あります。

 

対してデイトレ、スイングの場合はスキャルピングよりもストップ幅が広くなりやすいと思います。

スプレッドが広がってもある程度余裕があることが多いので、影響はスキャルピングよりも少ないと言えます。

 

 

デイトレ、スイングの勘違い

 

よくデイトレ、スイングは各トレードのスパンが長いのでポジポジ病の防止にもなる!」 というようなメリットを紹介されていることが多い気がしますが、これは大きな勘違いです。

 

スキャルピングならポジポジするけどデイトレならしないよ!とかないですよ。

克服してるならスキャルピングでも待てます。

克服してないならデイトレ、スイングでも待てません。

 

無駄なトレードを排除することができる人はどれ選んでも無駄を省けますし、それができないならどれを選んでも無駄まみれです。僕も体験してます(笑)

 

ポジポジ病を克服したいからデイトレかスイングにする!というのは正しいアプローチとは言えません。効果ないでしょう。

ポジポジ病で悩んでいる人はこちらの記事を読んでみてください↓↓↓

fx-memorandum.hatenablog.com

 

 

 

初心者にスキャルピングをオススメする理由

 

ズバリ「圧倒的に早く経験値を積めること」です。賛否両論あると思いますが。

最初は無駄なトレードばかりで、各トレードのスパンも短いスキャルピングならすさまじい速度で資産が減ります。かなりストレスを感じますよね。

 

しかし、そもそも負けトレードから学び、改善し、無駄を省いていく作業が必要なので負けトレードというサンプルを早く収集するにはスキャルピングが効果的なのです。

デイトレ、スイングよりも早く負けてしまうとはいいますが、ゆっくり負けるか早く負けるかの違いです。

 

「このままではいけない」と早く理解し、早く改善するには早く失敗しなければいけません。

負けトレードのほうが学びは多いはずです

早く多く失敗して、負けトレードの共通点を見つけ、頭を使って対策を練り、改善していけば早く勝ちトレーダーに近づけると思います。

 

 

オススメは「5分足」でのスキャルピング

 

5分足をオススメする理由は「ノイズが1分足に比べて圧倒的に少ないから」です。

言い換えれば「値動きの信頼性が1分足より高い」ということです。

 

価格が動くのは売買されているからです。

例えば米ドル円の場合、米ドルが多く買われれば上がりますし多く売られれば下がります。

ある一人のトレーダーが多く売った時、その瞬間はガクッと下がることもあるわけです。

この大前提を踏まえたうえで読み進めてください。

 

さて、当然ですが1分足の各足の平均値幅より、5分足の各足の平均値幅のほうが大きいのはわかりますよね。

ここでは仮に1分足の平均値幅を1.5銭、5分足の平均値幅を4銭としましょう。割とボラ高い相場です。

そこで一人の大口トレーダーが売り、価格が0.5銭下がったとします。

 

1分足で見ていると、平均値幅の約33%の下落です。チャート上では大きな下落に見えるでしょう。

しかし、それはたった一人のトレードによって引き起こされた下落です。

 

トレードで効率的に稼いでいくにはトレンドに乗ることが重要です。そしてトレンドは一人では形成できません。多くのトレーダーが同じ方向にトレードするからトレンドが形成され、継続します。

 

しかし先ほどの1分足の例の場合、一人のトレーダーの力でそれなりに大きく価格を下げました。

この下落をみて「ここでは売りが強いんだな」と判断するのは無理もないです。これで売りシグナルが整うこともあるでしょう。

しかし、それはたった一人のトレーダーが引き起こした下落です。多数派に乗るのが重要なのに、たった一人の売りで「強く見える」下落が起こります。

 

 

対して、5分足の平均値幅は4銭。0.5銭の下落は12.5%の下落です。小さくはないですが、そこまで強くはない下落ですね。

5分足で強く下落させるには一人では無理でしょう。複数人が売らないと強い下落は生まれません。

一人で起こした下落と複数人で起こした下落、信頼性はどちらが高いか?です。言うまでもなく後者です。

 

というわけで、少人数のトレーダーでも各足に比較的大きな影響を及ぼすことができる1分足より、少人数の力では大きな影響を受けない5分足でトレードすることをオススメします。

 

 

まとめ

 

今回の記事を要約すると

・どうせ勝てないなら早く負けトレードのデータを集め、研究したほうが良い=スキャルピングが効果的

・1分足より各足の信頼性(値動きの信頼性)が高い5分足でのスキャルピングが良い

これだけです。

 

高速で負け、大量に集まった負けトレードという価値あるデータを研究し、検証し、トレードを改善しまくりましょう。

 

機能する手法が完成したなら、他の時間足でやるもよし5分足のままでやるもよしです。

各時間足はフラクタル構造なので、手法にもよりますが時間足を変えても同じように機能します。

あ、他の時間足でやる場合は一応検証してからのほうがいいですよ、パラメーターいじる必要があったりします。

 

今回の記事に書いてあることは一個人の考えとして受け止めてくださいね、ではでは