【FX】調整波と推進波の見分け方

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こんにちは、あゆむです。

前にお話した推進波と調整波、概念だけは理解して頂けましたかね?「言ってる事はわかるけどピンとこねえ!日本語で頼む!」という方。今回はピンとこさせます。まだ読んでない方はこちらから↓

fx-memorandum.hatenablog.com

 

恐らく疑問に思うはずです。

「推進波と調整波の知識をトレードにどう活かせばええんや」

そしてそれを覚えた時に新たなクエスチョン。

「推進波と調整波どっちやこれわからんこれ」

ここが曲者。僕はずっとこうでした。

元も子もないこと言いますが、見分ける必要はないです。無いと思ってます。

 

 

今回の記事ではその辺を書いていきますね。

 

 

目次

 

 

トレンドの重要性

 

まずはここから始めましょう。

「トレンド イズ フレンド」と言われるぐらいトレンドは大事です。僕が考えたシャレではなくて、本当にありますよ。投資家の最高峰、ジョージ・ソロスさんの言葉です。

 

さあトレンドです。トレンドの定義から始めましょうか。

 

上昇トレンドは高値と安値を切り上げ続ける

下降トレンドは高値と安値を切り下げ続ける

 

これだけ。山と谷とか言われるやつ。

これってつまりこういうことなんですよ。

 

調整波より推進波の方がでかい。

 

ちょっとわかりにくいかな、前の画像引っ張り出します。

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上昇トレンドで説明しますが、青色が調整波、赤色が推進波です。単純に赤線の方が大きいですよね?ここでは横幅ではなく縦幅の大きさを比較してください。

思い出してもらいたい、上昇トレンドは高値と安値を切り上げ続ける。

つまり上に向かう赤線=推進波の方が大きくないとトレンドって成立しないんですよね。両方同じ大きさならレンジになります。

 

なのでトレンド方向にエントリーするのが良いって言うのはこれが理由。上昇トレンドの相場は上昇するためのハードルが低くて、尚且つ伸びやすいんですよ。みんながそう認識してるから。

 

ちなみにトレンド方向にエントリーするのを順張り、またはトレンドフォロー

逆方向にエントリーするのを逆張り、またはカウンタートレンドトレード(本に書いてた)と言います。

逆張りは悪、みたいな風潮ありますがそうは思いません。てか僕もします。考え方については下記参照。

 

 

フラクタル構造とは

 フラクタル構造、聞いた事ありますかね?マトリョーシカみたいなもんです。

ざっくり説明しますと、小さいものの集まりがそれより大きなものを形成する。

これが相場に、或いはトレードにおいてどう活きるのか?というところを見ていきましょう。

 

1分足ありますよね。これが5本集まったら5分足。これ3本で15分足。15分足2本で30分足、30分足2本で1時間足、1時間足4本で4時間足というように、当然ですが1つの足の中にはより短い時間枠の足が複数本あります。

 

んでこれが何を意味するかと言うと、4時間足で1本の陽線が形成されたとします。それなりに大きな陽線。

これを30分足に細分化すると8本になりますね。ここなんですけど8本全部陽線になることって少ないですよね?

いや、なることもあるっちゃあるけどなりにくいってことです。チャート見たらわかる。

 

その8本の内3本が陰線だったとしましょうか。でも残りの5本は陽線で、全部合わせると上昇したから陽線になるわけです。つまりこの8本の間(4時間)は上昇トレンドだったわけです。

 

ということはこうなりますね。

  1. 8本の間は上昇トレンド
  2. 3本が陰線=調整波
  3. 5本が陽線=推進波

 

これはわかりますよね?簡単なお話。

で、注目したいのが調整波にあたる3本の陰線。

30分足3本ってことは1時間30分ですよ。

これ、1分足90本分です。大発見です。

この30分足の陰線3本が連続で形成された場合、1分足では90本ものローソク足がトータルで下げてるんです、視覚的にわかりますよ。この1時間30分は下降トレンドです。

ここで意識してほしいのは1分足レベルの小ささで見たら、下降トレンドですよねってとこです。でも15分足以上の足で見たら調整波に見える。さてどう立ち回ればいいか

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逆張りと順張り

これってこう考えるとわかりやすい。調整波=小トレンド。

小さなトレンドなので、あまり値幅は出ませんよ。しかしその値幅でも欲しいならトレードすりゃいいんです。

さっきの例を更に詳しく見ていきますね。

 

4時間足で1つの陽線が形成されました。この陽線の値幅は50pipsです。

細分化した30分足8本の内、3本が陰線、5本が陽線でした。そして形成された順番は

  1. 3連続陽線
  2. 2連続陰線
  3. 2連続陽線
  4. 陰線1本

だとしましょう。なるべくリアルにイメージしてください。そして2番の2連続陰線の合計値幅は15pipsだとします。

15pipsって、ある人にとっては大きな値幅ですが、他の人にとっては小さな値幅です。

これを取りに行くか行かないか?です。

 

取りに行く場合、1分足や5分足でトレードする短期トレーダーと思います。5分足以下の短期足でのトレンドに乗るわけです。トレンドに乗るから順張りです。

でも30分足以上の中期足で見る人はスルーします。大きな流れの内の調整波=小さな逆行する波に過ぎないから。トレードするほど優位性を感じない訳です。

 

...もうお分かりでしょうか?冒頭の言葉の意味も理解して頂けたかと思われます。全ての波動は見る時間足によって推進波とも調整波とも認識でき、その時間足相応の値幅を取りに行くという認識なら逆張りも問題ないと考える。(短期で見たら順張りとなる)

 

少なくとも僕はこの認識でやってます。値幅によってロットいじるだけ。つまり資金管理。

 

 

 

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今回はここまでにしておきます。ではでは